Airbnbで四国一周の一人旅をしてみた

2016.12.12

kunihito miki

こんにちはkunihito miki @kunihito.miki です。

いつかは一人きりで 勝手気ままな旅をしてみたい!そう思い立ったのが去年の秋。一年かけてお小遣いをコツコツ貯めながら計画を建て まだ日差しが温かかった今年10月に 四国一周 7日間の一人旅に行ってきました。
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当初の計画では ワイルドに車中泊の旅を考えていたのですが、すっかり忘れていました・・・私すごい恐がりなんです。誰もいない真っ暗な駐車場で車中に1人ポツ~ンなんて絶対無料!

車中泊を早々にあきらめた ワイルドでない私は、安宿を転々とする計画に変更します。漁師が営む民宿、ドミトリーの2段ベッド、ラブホを改造したビジネスホテルなど、いろんな宿を1泊平均4000円程度で予約。ただ田舎になると話は別で宿泊施設が無くて困ったことも。

そこで6泊のうち1泊は民泊サイトAirbnb(エアービーアンドビー)を使ってみました。結論から言いますと、利用して「大正解」でした。私が利用したのは旅の3日目なのですが、このお話は記事の後半でご紹介しますね。

それでは車で巡る四国一周の旅 スタートです

徳島編 鳴門~阿南

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まずは定番スポットから、一度は見ておこうと思った鳴門海峡の渦潮は 時間帯も良くすごい迫力でした。
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徳島に渡ってからは海岸線に沿う道を南下しました。前から車が来たらすれ違えないほど細い道を走っていると、鉄の漁具がズラリ。町工場勤務の私は整列した部品に興奮しながら山ほどシャッターを切っていました。

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一日目の宿泊地はGoogle mapで偶然見つけた椿泊(つばきとまり)という港町。名前の美しい響きに惹かれココに決めました。雨は悔やまれますが素晴らしくのどかな町です。

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一旦、宿に荷物を置いて傘を差して近所を散策です。

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泊まったのは一泊二食付きで6000円と安い民宿。釣り客に人気があるらしく漁師の大将が作る夕食は豪華で新鮮、食べ切れないほどの海の幸。こんなに沢山出して儲け出るのかなぁ?

風呂上りはテレビ見ながらウトウト、チラッと目が合う壁に掛かった日本画の着物女性が怖くて、裏向けようかな~と思ったけど、裏にお札とか張ってたら余計怖いしなぁ~、、と悩んだあげく電気とテレビを点けたまま寝たのでした。

こんな私は一人旅に向いてるのでしょうか?自問自答しながら旅は進みます。

高知編~四国カルスト

さて、天気が唯一快晴だった高知編です。
行く前から楽しみにしていた四国カルストへやって来ました。

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すごい絶景!前からハイジがスキップしてきそう。こういった観光地はガイド本の上手な写真に騙されてガッカリすることもあるのですが、四国カルストは期待値以上の感動でした。

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興奮して車で行ったり来たりしながらシャッターを切った後は道沿いのパーキングに駐車。徒歩で牧場やススキの草原を散策します。

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歩いてると、ささっ寒い!実はココ標高1400mなので平地より気温が10度ほど低いのです。お越しの際は防寒の準備を!

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高知編~梼原町

四国カルストから山を下り 宇和島へ向かっていると、清流沿いの道すがら沢山の人が見えました。

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何??と車と停めて人の流れに付いて行くと 川向こうの神社から太鼓の音がドンドコ、どうやらお祭りのようです。予測してなかった偶然って嬉しいですね。

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橋を渡って神社に入ると、どんどん人が入っていく、、

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何なに?おかあちゃん何が見えるの??

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人垣の隙間から覗いてみると神主さんらしき二人の男性が 独特な太鼓のリズムにのってグルグル踊っています。

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太鼓が内臓に響き 延々と繰り返される心地良いリズムに 観客の皆さんもトランス状態、私もずーっと踊りを見続けていました。

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帰宅してから調べたところ高知県の梼原(ゆすはら)という町でした。車を停めた庁舎が超カッコイイなぁと思ってたら隈研吾氏の設計でびっくり、庁舎以外にも氏の建築が3ヵ所もあるようです→梼原町×隈研吾建築物。町の雰囲気が格別に良かったので 再訪したいなぁ。

愛媛編 Airbnbで泊まったお家が最高だった

場所は愛媛県宇和島市にある「九島」という離島。 人口約1000人 / 1周12kmの小さな島なんです。

この島には宿泊施設がなくAirbnbで唯一見つけた宿がこちらの→ ゲストハウス です。宿泊客のレビュー評価が良いこと、そして何より魅力的な立地条件に惹かれ 民泊は不安だったけど思い切って予約してみました。

ちなみにAirbnbの登録~予約まで、スマホがあれば5分程度で完了しました。登録の際にクレジットカードと免許証などの身分証明が必要ですから事前に準備しておくとスムーズです。

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さてゲストハウスは宇和島から車で15分、今年の4月に開通した九島大橋を渡ります。まずは橋の上から1枚パチリ~なんてのどかな風景なんでしょう

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橋を渡って海沿いの細い道を進むと、この小さな港の正面にゲストハウスはありました。

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こちらが入り口ですね、2軒が繋がったすごく大きいお家です。左側はレストラン、右側の階段を登るとゲストハウスの玄関です。

miki-airbnb-yado-002どうですか 普通の家でしょ?だって民泊なんだもの。でもこの家が最高なんですよ
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縁側からは正面に港が見えます。ベットルームは二部屋あって 縁側がある部屋にはドイツ人の画家さんが長期滞在されてました。私は内側のお部屋に泊まりました。

お部屋の写真を撮りたかったけど初日の雨で広角のカメラ壊れたんだった・・一言で表現するなら 友達の家に泊まったみたい(笑)すごく落ち着いてとにかく居心地がいいんです。その証拠にこの旅で唯一電気を消して寝ることが出来たのです。

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建物自体は古いですが、各所をかわいくリノベーションされてて いい具合に新旧が混在、特に水周りの豆タイルがツボでした。

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夕食はレストランで頂きます。部屋からレトロな廊下階段を下りるとレストラン。

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んんっ!?

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何ここ?メチャクチャお洒落ではないか!

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こちらは事前に予約して頂いた夕食です(写真は奥様の@hisae_kamoさんからお借りしました) ビーガン料理というそうで 肉・魚が一切使われていないのです。

お世辞抜きですごく美味しくあっという間に完食しました。ほんと野菜だけなの?そう思える程すごく満足した食事だったんです。当初は宇和島市内で魚を~と考えてましたが、ココで食べれてラッキーでした。うぅ、、また食べたい。

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ホストのご夫妻(shinjiさんとhisaeさん)はとにかく親切な方でした。お風呂上りに旅の話をしたり 写真を見て頂いたりと 楽しい時間をご一緒出来ました。

ご主人のshinjiさんは 最近FUJIFILMのX-T10を購入検討中とのこと、 tuck氏のレビュー記事をお見せしたら「この記事知ってる~」って、自分の記事じゃなくても うれしくなっちゃいますね。shinjiさんのお写真も楽しみにしてます♪

愛媛編 何もないがある島 – 九島

このタイトルはshinjiさんのお言葉をお借りました。この一言が島の全てを語っていると後に実感したのです。

さあ翌朝は6時に起きて自転車で島を一周散策です。玄関を開けると日が昇り始めています。

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少し小高い丘に登ると この旅で一番の日の出を見ることが出来ました。

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バス停におじさん達が集っています。挨拶しながら近寄っていくと釣り帰りのおじさんがタコ見せてくれたり、タコ釣りの説明してくれたり。島の人は皆さん気さくで優しく話かけてくれます。特に小学生は必ず私より先に挨拶してくれました。見習わねば!

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公園の砂場にはおもちゃそのまま(笑) もちろん盗る人がいないんでしょうけど都会ではあまり見ない光景ですよね。なんだか微笑ましくてシャッターを切りました。そういえば九島の人は「玄関にカギなんか掛けないよ」言ってたけどホントかなぁ?

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九島の良いところの一つは「道幅」です。車に積んで行った自転車を島の外周道路に置くとこの通り。島の1/3くらいは軽自動車がギリギリ通れる幅なんです。海側にガードレールないけど・・・(恐;) お陰で車を気にせずゆっくり島を一周出来ましたよ。レンタル自転車も利用できるようなのでお越しの際は是非!

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この先にはshinjiさんオススメの広場がありました。

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広場でのんびりしてると この可愛いネコに出会えると思います。見た目はネコなんですけどネコの毛皮を被った子犬みたいに人懐っこくて島内でも有名だそうです。勝手にヒザの上に乗ってきてかわえぇーのー。超犬派の私もすっかり癒されました。

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九島で一番お気に入りになったこの広場。特別なモノは何もないのだけど、この堤防に座っているだけで何も要りませんでした。まさに「何もないがある島」をこの場所が象徴していたように思います。

帰り際にお母さんたちが振り返って陽気に声を掛けてくれます。 「エエ写真は撮れたかぁ?あの岩の間に太陽が沈むのは6月の3日間だけ、その頃にまたここへ おいでなさい」

香川編~琴平

旅の最後は香川県です。当初、有名な金比羅宮は予定に入れてなかったのですが、国内外を旅して 素晴らしい写真を撮られるsoreikezさんがお薦めされてまして、この人が言うなら間違いないと思って行ってきました。

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この船岡って看板の場所に来たかったんです。これで目的達成された感じだったのですが、そう言わず頑張って登りましたよ。この先の本宮まで1386段の石段が続きます。

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この階段を登りきると本宮に到着です。この時点で私は生まれたての子馬みたく膝グラグラでした。

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海の神様と呼ばれる金比羅宮は航海安全を祈願して巨大なスクリューが寄贈されていたり

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沢山の航海にまつわる絵馬が奉納され・・・んっ、、おじさん誰??か知らないけど、無事に戻ってきて欲しいという願いが込められていました。

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参道の帰り道には立派な歌舞伎小屋に寄りました。ガイドのおじさんにポーズを強要され「嫌だぁ~恥ずかしぃ~」とか言いながら最終的に腰が入る左のオネーさん。

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客席はもちろん、舞台裏の楽屋から床下の奈落の底も見学できて楽しい!私一番のツボは下足場でした。

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琴平の街は味のあるお店や細い路地も豊富で、スナップ大好きな私には時間がいくらあっても足りなかったです。soreikezさんありがとうございました!

弾丸!小豆島クルーズ

この旅では船で瀬戸内の島に渡るんだ!と決めていましたが、あまりにゆっくり撮影しすぎて高松港に来たのはなんと最終日の14時30分。半分諦めてたけど小豆島ならその日のうちに往復できると知って即決断→15時10分のフェリーに乗船しました。

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小豆島の到着は16時10分、すでに日があんなに傾いてる~乗船中は室内に座らず展望デッキで海風を満喫しました。

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小豆島に近づくとカモメが一羽迎えに来てくれました

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港に着くと空がピンク色変わってきてる~!速攻レンタル自転車を借りてエンジェルロードまでの10分間ずーっと立ちこぎで自転車を飛ばします。

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なんとか日没には間に合いましたね~恋人の聖地でカップルだらけの中、一人ゼーゼーゆうてる私(笑)

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時間帯が良かったので干潮の時だけ現れる「天使の散歩道」も歩けました。

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展望台を下りて海辺に腰掛けて20分ほどで日が沈みました。滞在時間2時間だけの小豆島、船にも乗れたしホント来て良かったなぁと独り言、、瀬戸内のグラデーションを見ながら 私はこの旅 最後のシャッターを切りました。

おわりに

日常に戻ってからの1ヶ月間、デジタル1200枚 と フィルム16本の写真を編集したり、この記事を書くことで やっとこの一人旅が終わったような気がします。こんなに長い一人旅ビギナーの記事を最後まで読んで下さってありがとうございました。

来年もこんな旅が出来るように今日からお小遣い貯めようと思います。そして公言しとこ 「次は台湾に行きたい!」


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