写真でめぐる、東欧の旅【後編】

2016.10.05

ryoko

こんにちは。ryoko(@ryoko_______)です。

カメラを持って夫(@inaryu_photo)と旅する東欧。
前回お届けしたオーストリアのウィーン、ハッシュタルト、メルクに続き、今回はチェコのチェスキー・クルムロフとプラハをご案内します。

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ウィーンを出た私たちは数時間車に揺られ、チェスキー・クルムロフへ。
ボヘミアの深い森に守られたこの美しい街は、「眠れる森の美女」とも呼ばれています。

この日は霧雨が降っていて、車から降りた私はその思いがけない寒さにウールのストールをきゅっときつく巻き直しました。

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チェスキー・クルムロフはとても小さな街。30分ほどあれば一周できてしまいます。淡いピンクやイエローの壁、オレンジ色の屋根、愛らしい木枠の窓。そのどれもが、まるでおとぎの国のよう。

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この日は早めにホテルに戻ってベッドに入り、冷えた身体をあたためました。

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翌々日、バスでプラハへと向かいます。

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はじめに訪れたのはヴルタヴァ川に架かるカレル橋。カレル橋は画家や詩人、そして写真家など、多くの芸術家に愛されたプラハ最古の石橋で、橋からの景観も美しく、観光スポットとして有名です。ここではたくさんの白鳥、そして、ウエディングフォトを撮影している2組の花嫁に逢うことができました。

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そこから繁華街へ出ると、以前から調べていたお目当てのカメラ屋へ。夫はこの旅の記念にと、クラシックカメラを購入。「Flexette(フレクサレット)」という、旧チェコスロヴァキア製の二眼レフカメラです。

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さて、ここへきて夫が体調を崩し、翌日はホテルに籠もることになります。実は私もチェスキー・クルムロフで1日寝込んでいました。慣れない土地での長旅は、どうしても疲れが溜まってしまうもの。

夫はベッドの上でカメラを触り、私はバスタブに浸かりながら小説を読んで過ごしました。それもまあ、悪くないと思えます。

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夜は夕寝から覚めた夫と、夜景を見るためプラハ城へ。これが東欧の最終夜。ついに旅が終わってしまいます。

坂の下。私たちは街を背にして手を繋ぎ、てっぺんまで振り返ることなくプラハ城を目指そうと決めました。自身の足元だけを見つめて石段を上がりきり、せーので顔を上げて夜景を見よう。それから「あんまり大したことなかったね」と言って笑おう。そう約束しててっぺんに辿り着くと、本当にそのとおりになりました。

大したことのない、まあまあの夜景。
でも、私はそれが丁度いいと感じたのです。
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最後は遠くで、小さな花火が光っていました。


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ryoko
Photo & Text by 

ライター、編集者。
カルチャー、ライフスタイル誌にて
執筆や編集を行う。