フォトシュートやってます – 外国人観光客との撮影について

2015.12.07

Takashi Yasui

どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。以前RECOで、ポートレートをこんな感じで撮ってますよという話 ということで記事にしましたが、今回はお仕事で人を撮影することについてです。

「人を撮る仕事」と聞いて、どんなお仕事を想像するでしょうか?雑誌のグラビア撮影や、スタジオでのモデル撮影、家族の記念写真、結婚式、結婚式の前撮り、などなど、けっこうありますよね。この記事では、よりカジュアルな個人撮影ということで、「フォトシュート」という撮影についてお伝えしていこうと思います。

フォトシュート

フォトシュートについて

まずは「フォトシュート」という言葉についてですが、主に海外で使われているので国内ではあまり聞かないと思います。普通にいうと「写真撮影」ということですよね。勝手に横文字使うな、と笑。

プロのカメラマンによるスタジオ内でのモデル撮影というのが本来の意味のようですが、前述したように、広く写真撮影という意味で伝わります。記念日、結婚式などフォーマルな撮影に対してのカジュアルな撮影という意味で「カジュアル フォトシュート」ということもあります。

カジュアルな撮影でいえば日本にも類似のサービスで、「エンゲージメントフォト」というのがあります。ただ、これだとカップルに限定されます。別に家族でも、友人同士でも、一人でもいいよね、と思ったことから、フォトシュートという言葉を使っているわけです。特別な記念日でなくても、例えば旅行先でフォトグラファーを雇って、ロケーションを生かした写真を撮ってもらえたら、けっこう嬉しいと思うんですよね。

フォトシュート

フォトシュート

フォトシュート

フォトシュート

どんな人を撮影するの?

じぶんが現在依頼を受けて撮影しているのは、全て外国人観光客です。ほぼ全員がわたくしTuckのInstagramを見てくれている方です。Webサイトにも専用のページを作っているので、こちらからの問い合わせも多いですね。

Portrait Photoshoot

あんまり件数が増えても大変なので、こっそり置いてあるリンクなんですが、見つけてくれる方がいるんですね。

なぜ外国人観光客なのかというと、2つ理由があって、1つはInstagramがグローバルなプラットフォームであること。じぶんのInstagramのフォロワーの多くは海外の方です。

もう1つは、フォトグラファーとして、「Photographer in Kyoto」とブランディングしていること。ご存じの通り日本有数の観光地でもある京都なので、「○月に京都に行くので、ぜひ撮ってもらいたい」と連絡がくるわけなんです。

フォトシュート

フォトシュート

Webサイトに必要な情報とは?

撮影場所と金額はもちろんですが、撮影時間もはっきりさせておきます。経験上、撮影は2時間まで。それ以上の時間になると依頼主のモデルの方が疲れてしまいます。

あとは、納品枚数と、納品の方法。撮影データを全て納品するという方法があって、その方が楽なんですが、じぶんじしんは編集までが写真スタイルでもあるので、枚数を絞って編集後の写真をお渡ししています。そのあたりはそれぞれの考え方があるでしょう。
フォトシュート

英語は必要?

やっぱり最低限必要ですね。メールのやりとりから、撮影時のディレクションも英語です。といってもじぶんの英語レベルは謙遜でなくたいしたことないし、相手もかなり頑張って意味をくみ取ってくれてると思います笑。

留学経験がなかったり、学生時代から英語の勉強がストップしている方のほうが多いと思うので、「英語を話す」ではなく、「コミュニケーションをとる」と考えるのがベストです。まぁけっきょくはなんとかなります。気合いですね、気合い。

フォトシュート

撮影の際に意識すること

どうしても構えてもらっての記念撮影的な写真が多くなるんですが、歩いているちょっとした瞬間や、何気ないシーンなども織り交ぜます。ここが記念写真と差別化する、フォトグラファーとしてのポイントですね。

フォトシュート

フォトシュート

フォトシュート

フォトシュート

そもそもじぶんの写真を好きでいてくれている相手なので、会うだけでもめっちゃ喜んでくれます。Instagramのおかげですよね。撮影自体もけっこう楽しいので、時間はあっという間です。コースの合間にコーヒーの飲めるお店を挟むと、疲れない撮影になると思います。あんまり英語が得意でないなら、コーヒータイムでカメラのモニターを見せてあげたりするといいかも。

フォトシュート

最後に

いかがでしたでしょうか。なぜこの記事を書こうと思ったかというと、すごく需要があるなと感じるからです。旅行なので日本に滞在する期間は何日かあるのですが、撮影後に「次のこの日も大丈夫?」なんてことで回数が重なるケースもあるんですね。

もちろん、海外観光客に限定しているわけではありません。国内でもフォトグラファーに撮影依頼することで、例えばご両親へプレゼントしたり、一人旅が楽しくなったり、そんな風にカジュアルにフォトグラファーにアクセスしてもらえるような価値観が広まるといいなと思います。結婚しない人も増えているし、写真撮影はカップルだけのものではないと思うんですよね。

確かにスマートフォンのおかげで、写真を撮る人は増えました。でもやっぱりフォトグラファーが撮る写真は違いますよ。チャンスがあれば、ぜひその違いを体感してみてください。

フォトグラファーの方はInstagramなどの影響で、じぶんのように海外からの依頼も今後増えてくると思います。そんなときに参考になったり、楽しんで撮影できるようなヒントになれば嬉しいです。

フォトシュート

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Takashi Yasui
Photo & Text by 

2010年に趣味で写真を始める。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。