街中に動きのあるシーンを見つける「写真家と動画とX-H1」

2018.05.29

Takashi Yasui

どうもこんにちは、保井崇志 @_tuck4 です。毎月お届けしているFUJIFILMのデジタルカメラ「Xシリーズ」とRECOとのタイアップ企画。先月からX-H1で動画を撮り始めているわけですが、今回は東京の風景をで編集しました。

「街中に動きのあるシーンを見つける」というタイトルにしてみたものの、いやそもそも街って動いてるものですよね。

ただほら、今までずっと写真を撮ってきたので、一瞬を切り取るという視点が染みついているのです。動画を撮るためには、その視点を180度変える必要があるという。電車や車だったり、人の流れだったり、エスカレーターや散髪屋さんのクルクルとか、動きのあるシーンを探して歩く日々。

前回はモデル撮影でしたが、今回は「Everyday life in Tokyo」という、保井の写真のテーマをそのまま動画にしてみました。今回も全て手持ちで、ほとんどがXF35mmF1.4 R (たまにXF56mmF1.2 R APD)で撮影しています。

Director of Photography : Takashi Yasui 保井崇志
Gear : FUJIFILM X-H1 / XF56mmF1.2 R APD / XF35mmF1.4 R

基本的にカメラワークもなくて、35mmの一歩引いた距離感。ダイナミックさはないですが、人々が生活していて全体として街が機能している様子は、それだけでとてもフォトジェニックに感じられます。動画だとフォトジェニックとは呼ばないのかな。フィルムジェニックとかになるんでしょうかね。

 

動画の設定について

今回は動画の設定を公開します。X-H1で撮影モードを動画にしている状態で、メニューボタンを押すと動画の設定画面になります。上の方から設定を変えている部分だけ。

・動画モード FHD 23.98P
・フィルムシミュレーション(動画) ETERNA/シネマ
・シャドウトーン +1
・オーディオ設定>風音低減 ON

上記のような設定であれば、アップしている動画と全く同じトーンで撮影できます。

街中で動画を撮ると「ゴボゴボ」と風の音が入ってしまいますが、風音低減をONにしているとだいぶマシになります。ちゃんとカットするには外付けのマイクとウィンドジャマー(モフモフのやつ)を購入した方がいいっぽい。

FUJIFILM X-H1 in ETERNA Film Simulation

 

シャッタースピードについて

動画撮影の際は、シャッタースピードを「1/60秒〜1/100秒」の間で撮影します。これは街中にあるネオンサインや信号などがチカチカする「フリッカー現象」を防ぐためです。動画を撮り始めた最初の頃は、このことを知らなくて、ずいぶんと良いシーンをボツにしてしまう結果に。

じぶんのようにカメラ1台で動画も静止画も撮るとなると、最初はちょっと混乱します。昼間でまだ明るい時間帯では場合によっては(開放で撮りたいとか)NDフィルターもつけます。

FUJIFILM X-H1 in ETERNA Film Simulation

動画を撮り始めると、お店ののれんが風に揺れているだけでも「あっ」と立ち止まってしまうんです。街を歩いているとますます忙しくなるという。

今のところは撮影や編集のハードルを上げずに、日々のシーンを拾い集めるような気持ちで撮っています。新しく購入した機材もありません。こういった動画の始め方も悪くないんじゃないかと思うんですよね。


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Takashi Yasui
Photo & Text by 

2010年に趣味で写真を始める。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。