「写真で悩んだら水辺に向かえ」の法則

2017.04.19

Takashi Yasui

どうもこんにちは、保井崇志 @_tuck4 です。

写真を長く続けていると悩みといいますか「何を撮ったらいいかわからない」という、よくわからないスランプのような状態になったりします。そんな時には、といっても記事タイトルで出オチなわけですが、そう、水辺に向かうといいですよという話です。

じぶんも何かと理由をつけては水辺に向かいます。特に早朝の撮影が好きで、静かで落ち着いた水面、ゆっくりと日が昇り一日の始まりとともに水面が波打ってくる、この瞬間をカメラとともに迎えると、とても心が落ち着くんですね。

というわけで、思い入れのあるスポットをいくつか紹介していきましょう。

おれたちの富士山

説明不要の「水辺+富士山」です。富士山はほんと神がかっているとしか言いようがありません。ただの大地の起伏、自然現象で出来たとは思えないオーラがあります。それでは田貫湖の朝焼けからどうぞ。

個人的に富士山を撮影するのに一番好きなスポットは山中湖です。早朝はもちろん夕日の時間も素晴らしい景色が広がります。

静岡県まで足を伸ばして、薩た峠からの富士山や、

ふもとっぱらキャンプ場も定番スポットですね。富士山写ってないけど。

箱根神社と芦ノ湖

箱根神社から芦ノ湖まで続く、正参道の石段を降りていくと見えてくる大鳥居は何度見ても感動します。「平和の鳥居」と呼ばれて親しまれています。

港町 横浜

その点でいうと港町というのはいいですね。早朝の大桟橋と、ランドマークタワーからの夜景を。実は大桟橋からも富士山が見えたりします。

水都 大阪

さてここで、大阪・道頓堀のコテコテの水辺を。うーむ、余計悩みが深まりそうですが笑。

大阪には淀川というチョイスもあるのでご安心を。淀川と対岸の梅田の街並みのセットは、じぶんにとってルーツといえるかもしれません。数え切れないほど足を運んだ場所。

港町 神戸

こちらも港町、神戸です。明石海峡大橋もお忘れなく。

安定の琵琶湖

関西が続きますが、琵琶湖と白鬚神社を。

京都

あまり知られていませんが、嵐山から桂川沿いにトロッコ保津峡駅まで向かう散策コースはとてもオススメ。トロッコ保津峡駅近くでは、保津川下りの船を上から眺めるのことができます。

京都では、日本庭園の中の小さな池に広がるミニマルな世界も見逃せませんね。

悠々と流れる鴨川と、川沿いの日常。

金閣寺なら、どの季節に行ってもハズレなし。

世界遺産 嚴島神社

ご存じ厳島神社を有する宮島。大鳥居に潮が満ちていく様子は圧巻です。

金沢 鶴仙渓

ところ変わって金沢なんていかがでしょうか。山中温泉からあやとり橋へ向かう鶴仙渓を。

富山県 雨晴海岸

金沢から1時間ほど車を飛ばせば、富山県、雨晴海岸というスポットも。ここも季節を変えて訪れたい場所です。

夏の北海道

美瑛町 青い池と、津別峠の雲海、知床半島や能取峠などなど。とても良い旅でした。

北海道をフォトグラファーが本気で旅してきた話

東京へ

もちろん東京にも水辺の景色はたくさんありますね。ここでは十間橋からのスカイツリーとお台場を。

ニューヨーク

おまけです。マンハッタンブリッジ、ブルックリンブリッジ、ブルックリンブリッジパーク。全てプリントして部屋に飾っています。ふとしたひょうしにたまらなく行きたくなるニューヨーク。

最後に

もちろん観光地でなくとも、日常と隣り合わせの小さな池や河川敷が、時間帯や光によって、ふと見せる違った表情に癒やされたりします。なんならカメラを持たないという選択もありですね。

暖かくなってきたので、ちょっと早起きして水辺に向かってみてはいかがでしょうか。

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Takashi Yasui
Photo & Text by 

2010年に趣味で写真を始める。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。