写真を撮る理由とか、考えてみる夜があってもいいかもね。という話

2017.03.25

lemi

こんにちは。lemiと申します。
とても久々の投稿です。

今日は「わたしが写真を撮る理由。」について少し考えたことを文章にしてみました。

「なぜ写真を撮っているの?」
写真を撮っていると、とてもよく聞かれるこの質問。

わたしはこう聞かれるたび、
「理由なんてないなぁ」
と思っていたし、
そもそも理由なんて聞いてくること自体、とてもナンセンスなことだと思っていました。

しかしながらめちゃくちゃ個人的な理由ですが、現在絶賛就職活動中で(とてもすごい字面)、写真を撮る理由を人に説明できるようになる必要性が出てきました。

100人カメラを持つ人がいれば、写真を撮る理由も100通りあるのだと思うけれど。
今日はわたしが写真を撮る理由をお話しします。

星野道夫さんの『旅する木』という本に

「人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配でこんなにも豊かになれるのですから。」

という一節があります。

わたしはこの言葉を全面的に支持しています。

小さな差に劣等感を抱いたり。締め切りに追われたり。そんな些細なことに振り回される日々を生きていても、
光や風、草木の色を感じて胸がきゅっとなる瞬間がすこしあれば、なんとか生きていけるなぁと思うのです。

カメラを持って外に出ると、光の加減や風の感触にすこしだけ敏感になれる。
そんな時間をたいせつにしたい。
これが、「わたしが写真を撮る理由」です。

さて、これがわかると私が撮るべき写真が自ずとわかってきます。

誰かの喜ぶ顔が見たくて写真を撮っているわけではないから、誰かに頼まれて写真を撮るのはなんか違うな、とか。人を撮るにしても風景の一部として切り取るのが面白いな、とか。

こういう話を写真が好きな人同士、語り合うのもまた乙であり。

あなたが写真を撮る理由は、何ですか?
そんなことを考える夜があってもいいかもね、というだけのお話。


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lemi
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