2011年の東京 -Tokyo 2011
2015.02.05どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。
写真を始める前に、「東京」という場所がじぶんにとってどんな意味合いをもっていたか。今となっては思い出すことができないんですが、現在、東京は住んでいる大阪と同じくらい大切な場所です。RECOを一緒に盛り上げてくれているフォトグラファーにも、東京のメンバーがたくさんいます。
Tomoyasu Koyanagiくんと出会うのは2012年、
nanamiちゃんやYumaと出会うのは2013年のことです。
ではそれ以前、2011年はどうだったかというと、実は9月に東京に行ってるんですね。
その頃は特に撮りたいものもなく、家族や住んでいる大阪の街並みをたまに撮るような、そんなゆるいカメラライフでした。大きな転機になったのが、その2011年の6月。写真家の森山大道の展示を見たことです。
大阪の国立国際美術館にて行われたその展示は 「オン・ザ・ロード」 と題され、森山大道の写真を俯瞰的にとらえるとともに、当時最新作のカラーストリートフォトグラフィーが見られるという構成でした。そのストリートフォトグラフィーを見た時の、あの頭がクラクラするような感覚を今でも覚えています。
そこで今記事では「森山大道みたいに東京を撮ってみたい!」 そんな思いで切り取った、2011年9月の東京をおおくりします。
今みたいに「友人とフォトウォーク」、なんて考えもしませんでした。一人で街を歩き、人々に肉薄してカメラを構えていました。構図も今ほどしっかりしてないし、荒削りなことこの上ないですが、写真から沸き立つエネルギーという面では、もしかしたら今より熱いものがあるかもしれません。
じぶんにとってのルーツでもあるし、結局はここに帰ってくるんだろうな、と思える写真たちなんですよね。
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