団地景
2016.01.10こんにちは、@NOMです。
大阪には何ヶ所か大きな団地群が1960年代以降作られ、今もリニューアルされながら居住空間として残っています。2014年の夏、そんな団地群の1つを訪れました。
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給水塔を見るべし
給水塔は団地撮影ではかかせないひとつです。これに心ときめく方も多く写真集も出ているほどです。世界的に有名なのは、ドイツの写真家夫妻、ベッヒャー夫妻のタイポロジーでしょう。二人は給水塔のみならず、採掘塔、精製工場など工業的建築物を体系的に撮っています。写真集は一見、カタログ写真を見ていると印象を受けると思いますが、まさにそれが二人の意図したタイポロジー・フォトグラフィなのです。
そもそも興味すら持った事がない方も多いと思う団地エリアですが意外に楽しかったりします。自分の中に新たな発見をするかも知れませんよ。
※団地は居住空間の場であるため撮影には細心の注意を払ってください。
建物を俯瞰で撮影していても、住民の方には部屋を撮影されていると思う場合もあります。
同じポイントを長時間撮影することは避けるのがよいでしょう。
いずれにせよ、注意されたら素直に撮影を中止してください。
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