2016年 秋、京都にて。
2016.12.05今年の京都の紅葉は去年と比較しても色付きもよく、ピーク時になれば、その色鮮やかな世界はシャッターを押すのも忘れるほど、その場その場でただ立ち尽くしている自分がいました。もうほとんどの場所で終わりを迎えていますが、ぜひ来年以降の参考にしていただければと思います。
比叡山延暦寺
[2016年11月13日 撮影]
京都と滋賀の県境をまたいでいるのが比叡山で、寺院の地域は「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」と呼ばれる3つのエリアに分かれているんですね。その3つのエリアをあわせて「比叡山延暦寺」と呼びます。
県境をまたいでいるといっても、延暦寺はほぼ滋賀県に位置しているのですが、自分の中では半ば強引に京都ということにしています笑。延暦寺の3つのエリア間はシャトルバスが出ています。世界遺産だけあって、やはり魅力的なロケーションが多いですね。
朝から動いても満足いくまで1日で回りきるのは時間が足りないな、というのが感想です。中でも「横川」と呼ばれる地域が個人的には好きで、長い時間楽しんでいた気がします。
嵐山
[2016年11月19日 撮影]
嵐山は必ず毎年訪れるようにしていますね。エメラルドグリーンの大堰川を運行する屋形船が紅葉越しに見えて、そのバックには色とりどりの山全体の紅葉が見れて…っていう素晴らしいロケーションは日本全国探してもなかなか見れるものじゃないかなと思います。
栂尾山 高山寺
[2016年11月23日 撮影]
高山寺の紅葉は栂尾山の中でも一番遅いと言われていて、日程もそれぐらいに合わせて訪れたのですが、結果としてはもう終わりかけていましたね。おそらく例年より少し寒い日が続いたので、紅葉も早まってしまったんじゃないかなと思います。
寺院というよりも山全体の自然の雰囲気と境内の落葉が綺麗ですね。見頃は過ぎても世界遺産のパワーをひしひしと感じましたね。
京都御苑
[2016年11月23日 撮影]
京都御苑内は広いので紅葉やイチョウの木を鑑賞できるスポットが所々にあるんですね。一箇所に人が集まらないので、ゆっくりと時間をかけて撮影できます。紅葉ももちろん綺麗なのですが、イチョウの落葉が敷き詰められているスポットのほうが個人的には好きですね。
八瀬
[2016年11月27日 撮影]
八瀬には「瑠璃光院」という、通常非公開で初夏と紅葉の年2回しか特別公開しない寺院があるんですけど、駅を降りたぐらいから行列ができていたんですね。で、行くのやめました笑。
近くにある「もみじの子径」という散策路が山の中まで続いています。山の中はあたり一面落葉で敷き詰められていて、所々に少し紅葉も残っていて、当日は雨のおかげで少し霧も出ていて、なかなか幻想的な世界でしたね。
最後に
いかがでしたか。今年は京都の紅葉といえば的な、王道で混み合うロケーションは敢えて少し避けてプランニングしました。来年はここ行こうなんて思っていただければ嬉しいです。
もう12月に入り、1年を振り返る時期に来ていますが、今年撮った写真を見返して物思いにふけてみてもいいんじゃないかな、なんて思います。来年もあなたにとって写真がもっと楽しくて、もっとかけがえのないものでありますように。
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