Discover Another KYOTO
2017.05.19こんにちは @nom._.sanです。
今回は京都をおとどけします。
京都といえば244さんがいつも素敵な写真を撮られていますよね。
ですので、僕が紹介する京都は僕らしいというか、たまには違う京都もよくない? というコンセプトです。
もちろん、僕の記事を何度か見ておられる方はもうおわかりでしょう・・・「壁や路地裏の色褪せ系でしょ?」と。
まさにその通りです(笑
その辺も踏まえて楽しんで見てもらえると嬉しいです。
さて、RECOを見ている方は京都の高瀬川をご存知でしょうか。
・高瀬舟の名前からつけられた川 ・・・ え? 高瀬舟ってなに?
・木屋町通りに沿って流れる川 ・・・・ そもそも木屋町通りってどの辺かわからない。
・四条大橋に行く手前にある小さな川・・ あ、もしかしてあの川?
・キルフェボン京都店の前を流れる川・・ あそこタルト好きだけど川まで覚えていないわ。
などなど
と高瀬川だけで色々なフレーズと心の声が出てきます。
高瀬川は鴨川の西側を流れており、江戸時代に京都の中心部から伏見まで物流を運ぶために作られた運河です。
浅い川で高瀬舟が使われた由来でその名前がついたそうです。
二条大橋から分水させて宇治川に抜けていたそうですが、現在は十条あたりで鴨川に合流しています。
運河として作られた川ですが、その後、琵琶湖疏水が開通するとその役割を終えることになったそうです。
「 琵琶湖疏水 」 その名前一度は耳にしたことがありませんか?
南禅寺の疎水路、あそこに行ったら必ず撮りますよね!
蹴上げインクラインでレールの上に乗ってスタンド・バイ・ミ~( *スタンド・バイ・ミ~は1986年公開の青春映画です )なことを言った覚えありますよね!
そうです、その琵琶湖疏水なんです。
「あ、なんとなく繋がった!」と思いましたよね!
その高瀬川沿いをぶらぶら歩きます。もちろん壁とか壁とか壁とかを撮りまくりながらです(笑
今回の出発点はJR京都駅にしましたが、高瀬川沿いなので京阪電鉄の東福寺駅からでも問題ありません。
そこから四条河原町方面に北上していきます。
JR京都駅
高瀬川沿いではないですが、京都駅に集合するなら移動する前にこの撮影は外せないでしょう。
写真はありませんが、ここの空中経路は鉄板コースです。
九条
JR京都駅から都ホテルがある東側に移動し、そのまま東に向かうと高瀬川があります。
今回はそこから少し南にくだったあたりからスタートします。
少しDEEPゾーンもあるのでこの辺は静かに速やかに撮影していきましょう。
このエリアでかなりお腹一杯になるのですが、そのまま北上していきます。
七条
JR東海道本線などの高架をくぐると七条にはいります。
もし、九条エリアにいかず、京都タワー側から出発する場合はこの辺りからとなります。
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ときおり見せる古いマンションも趣があります。
ただ集合住宅でカメラを持って長居していると不審者に思われますので(特に独り撮影では)、ケースバイケースで撮っていきましょう。
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こういう場所から撮る京都タワーもなかなか味があるのではないでしょうか。
このエリアは更地の敷地がこういう柵にそれぞれ覆われており面白い場所です。おそらく俯瞰でこのエリアを撮るとかなり楽しいのではないかと思います。
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鍵屋町付近には任天堂の発祥の地があります。
任天堂はトランプや花札などの遊具の販売から起こしたことは知られているところですが、この社屋は創業からの旧本社となります。
五条
五条には五条楽園という名で知られていたお茶屋街がありましたが、数年前に置屋の経営者・責任者の一斉摘発が行われ色街としての幕を閉じました。今も当時の建物が点々と残っていて、独特の雰囲気を醸し出しています。
撮影など特に問題ありませんが、サウナの梅湯の隣はその筋の事務所があるのでそこは撮影しないのがよいでしょう。
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五条大橋の近くにある Cafe efish
五条楽園では営業中の看板のかわりに金魚鉢を玄関先に置くという習慣があったそうで、それをお店のコンセプトにしたと聞いています。そういえばお店の中にも金魚鉢がありました。
もう10年ぐらいになりますが、京都に写真を撮りきたらここでお茶すると言うのがちょっとしたマイブームだった頃がありました^^。
四条
この辺あたりにくるとそれまで静かだった雰囲気も変わり始めます。
雑居ビルもふえ撮影ポイントも少しづつ変わってきます。
高瀬川沿いを巡るもう一つの京都 如何でしたでしょうか。
何かを基点にしてその周辺の撮り歩くのは楽しいかと思います。そして一緒にその町の歴史を紐解くと違った風景に見えてくるように思えます。
もし京都にこられることがあれば是非一度巡ってくださいね。
それではまた次回
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