Instagramの魅力
2015.01.11[2015/05/28 最終更新]
どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。Instagramは、写真加工のツールアプリであると同時に、月間のアクティブユーザー数が3億人を超えるという、世界最大の写真共有プラットフォームとしても知られています。1日にアップロードされる写真が7000万枚という、ちょっと想像もつかないような数ですね笑。
今回はそのInstagramの魅力について、個人的な経験を交えながらお伝えできればと思います。
写真を共有すること
写真を共有するという価値観はスマートフォン以前からあったんですよね。
いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)の時代から、携帯で撮った写真をメールで友人と送りあったりしたものです。じぶんは30半ばですが「写メール」とか若い人はわからないでしょうね笑。携帯電話の新機種発売の発表があれば、みんなまずカメラの画素数を話題にしたものでした。
そんなおり、2008年にiPhoneが発売され、徐々にスマートフォンが浸透していきました。アプリという価値観も新しく、アプリレビューのサイトが乱立するような状況でした。 2010年に出たiPhone4あたりから写真も綺麗に撮れて、より大きな画面で写真が見れるようになりました。ちょうど同年Instagramもリリースされています。
なによりデバイスが世界共通になったことで、世界中のユーザーにリーチすることができるようになりました。写真も撮れて、その場で写真加工、共有まで出来る。そうなるとユーザーは増え続けます。2012年にはiPhoneのみのアプリからアンドロイドにも進出し、ユーザー増加の流れは加速していきました。
Like(いいね!)について
Instagramにおいて、Like(いいね!)とはなんでしょうか?
当然その写真が良い!とLikeをおすのですが、それプラスでいろんな要素が乗っかるわけなんですね。「ビックリした」「行ってみたい」「美味しそう」「かわいい」などなど・・・。
例に出した「行ってみたい」ですが、じぶんの国や地域を発信することによって、だれかの「行ってみたい」のキッカケになることもあります。
Instagram 「フォトマップに追加」で、魅力的な地域を発信しよう
このように、発信する方も少し意識することで、1枚の写真にたくさんの「いいね!」の要素を入れられるわけです。
ちなみに、Instagramはミュート(特定のユーザーの写真を見えなくする)の機能がないので、フォローをしたら必ず自身のフィードにそのユーザーの写真が流れます。なので、そもそもそのユーザーの人柄やライフスタイルが好き、という意味合いもありますよね。
撮影会からフォトウォークへ
モバイルファーストであることは、写真が好きな友人と一緒に撮りに行く、いわゆる撮影会というものが、よりタイムリーになるんですよね。
スマートフォンならその場で、デジタルカメラでもWi-Fi機能があればスマートフォンへ写真を送信、Instagramで編集、アップロードできます。
Instagram以前の撮影会というものを、じぶんは経験していないので想像の部分もあるのですが、撮った写真を共有するためには家に帰ってPCにメモリーカードをさして、各社の読み込みソフトでPCにとりこみ、写真編集してからブログなどにアップロードする・・・、という手順でしょうか。モバイルアプリだとその手順がショートカットできるわけです。
よりタイムリーな、より手軽な撮影。「撮影会」といった改まったものではなく、ただ会う延長で写真を撮って、という「フォトウォーク」という言葉がよく使われるようになってきました。
ハッシュタグの楽しさ
世界中の人とコミュニケーションできること、そもそも写真というのが言語をこえるわけですが、Instagramにはさらにハッシュタグというものがあります。
ハッシュタグとは、#記号と、半角英数字で構成される文字列のことをいいます。日本語もオッケーですよね。Instagramで、自分がポストした写真のコメント覧に「#~~」とつけると、たとえば「#flower」なら、世界中で共有されてる花の写真のタグ検索一覧に自分の写真がのるわけです。
ハッシュタグは、それをつけることによって写真をいろんな人に見てもらえる、そのジャンルの写真が探しやすくなる、たしかにそれらの利便性はあるのですが、言語をこえたコミュニケーションという視点で見ることも出来ます。 チープな例えかもしれませんが、大喜利のようなもので、「自分ならこのハッシュタグでこう表現する、こう撮る」。テーマに沿ったお題という役割を担うこともあるんですね。
【2015年1月版】Instagram イケてるハッシュタグ12選
【2015年4月版】Instagramイケてるハッシュタグ10選
一時期、「#Instagrammerdown」というのが流行りまして、世界中のInstagrammerがいろんなとこで寝っ転がった写真をアップしてました。じぶんですか?しませんよそんなこと。意外と育ちが良いんですよ。
あれ、やってましたね。すいません、いい年して笑。
コンテストではなくフィーチャーする
Instagramにはフィーチャーという文化があって、公式アカウントでは、よく世界中のユーザーからピックアップして簡単な記事として紹介しています。
Instagramは賞金を出してコンテストを開いたことは一度もありません。コンテストというのは選考の基準が可視化されていない上に、金賞、銀賞、といった明確な序列を生むんですよね。
それに対してフィーチャーというのは、ピックアップされた人が、されなかった人よりも優秀かというとそうではないし、記事として発信されていることもあり、よりフラットな印象があります。
これは。次でお話しするコミュニティの健全化に役立っていると考えられます。
Instagramのコミュニティの健全さ
Instagramのコミュニティの健全さというのは、テキスト主体ではないことが一番だと思います。コメントも、じぶんの場合はハイタッチのような感覚で、ほとんど返信もしませんし、返信を強要されることもありません。
インターネット上においてテキスト優位というのは、今後も変わらないでしょうが、写真主体でコミュニケーションできることの魅力はさらに存在感を大きくしていくと思います。テキストよりも炎上リスクが少ないので、企業アカウントにとっても魅力的にうつるでしょう。
前述したフィーチャーや、Instagrammer同士で集まってフォトウォークするInstaMeet(インスタミート)という文化など、健全にコミュニティが育っていく条件がそろっているんですよね。
というわけで、Instagramの魅力についてお伝えしました。いかがだったでしょうか。
RECOのフォトグラファーもInstagramをやっているので、フォトグラファー一覧からいろんな人の写真を見に行ってみてください。もちろん公式アカウントもありますので。
RECOのInstagram : @reco_ig
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