街へでよう。写真を撮ろう。
2015.01.01どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。
街に出ると、写真を始めるまでは気づきもしなかったようなシーンがあふれています。人は、それぞれの目的があって街を行き交っているわけで、そんな中、写真を撮ってるじぶんは周りの流れを観察しながら歩いてるんですが、それがとても面白いんですよね。
やっぱり平日と週末では人の多さも違うし、周りの建物が会社なのか商業施設なのかで歩く人の雰囲気も変わるし、交差点、階段、エスカレーター、ガラスの反射、高架下、ディスプレイ、ハイヒール、自転車・・・、街中は被写体の宝庫です。
とくに光の当たる街はとてもフォトジェニックで、逆光で撮れる光で縁どられた人や染めた髪、絞ってシルエットにするのもいいし、どこか上がれる場所があれば長く伸びる影が撮れるし、高架下やビルの陰から出てくる人の、体の一部分が浮き上がるようなショットを狙うのも面白い。
また、ビルの窓に反射して出来る光もとても綺麗で、いわばビルがレフ板になるようなものなんですが、青白かったり、窓枠の部分が陰になってラインを作っていたりするんですよね。
これに加えて、街には偶発的な要素が乗っかってくるわけで、これはもう運というか巡り合わせなんですけど、以前、京都駅で少し撮ってたら、その日はイベントか何かがあったのか、風船を持った子供がたくさん行き交っていました。ちょうど一部分だけ光の差し込む場所があって、そこを子供が通るたびに風船がピカピカ光って、気に入ったのが撮れた後も、面白かったのでしばらく眺めていました。
他人の顔にカメラを向けない、通行のじゃまをしないなど、最低限のマナーを守ってさえいれば、街は写真の良い練習場所になるはずです。
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