Instagramが広告を導入しましたね
2015.06.02どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。今回はInstagramの広告について。
Instagramが広告を導入
2015年の5月に発表があり、Instagramが企業の広告ポストをスタートさせました。広告主の企業アカウントのポストが、フォローしている、いないに関わらずじぶんのフィードに配信されます。プライベート設定にしていても同じくです。
記事のトップは、広告の導入を伝えるInstagramのポストです。フィードに流れたのは今から4週間前。改めて見てみるとコメント欄での賛否両論がすごいです笑。
長らくInstagramを愛用してきた1ユーザーとしては、「あまり変な写真が流れて欲しくないな」という気持ちと、「今後の展開が楽しみ」という気持ち半々といったところですね。
実はある程度Instagramを使い続けているユーザーにとってはこのニュースは驚くものではありませんでした。今回は日本での導入のお知らせということで、前例があるからです。
カナダ・イギリス・オーストラリア(それぞれちょっとタイミングが異なりますが)は、昨年2014年の秋以降に広告の掲載をスタート、アメリカにいたっっては2013年の秋からスタートしているんですね。
といってもいざこうやってアナウンスがあると、「ついにきたかー!」と思いました。
なぜInstagramの広告が嫌われるか
さて、その広告導入への賛否両論ですが、多くが「否」のようですね笑。
じぶんとしても、なぜなんだろう?と。それを説明するために「連投」と「フォローすること」、この2つを材料に考えていこうと思います。
Instagramでは連投はNG?
Instagramにおいては、数時間内に4枚、5枚、それ以上のポストを連投するというのは一般的ではありません。もちろん連投が禁止されているというわけではないんですが、そこは暗黙のルールというか、空気があります。多くても1日3枚まで(Tuck調べ)なんですね。
これは前々から感じていたことなんですが、テキストとイメージ(写真)の大きな違いがここにあります。
テキスト主体のSNSとしてTwitterがありますが、140字という制限もあってか連投は日常茶飯事です。それがそれほど苦にならないのは、テキストをスルーしていくことはそんなにハードルが高くないと思うんですよね。
それに対して、Instagramは写真のSNSです。しかもフィードにはスマートフォンの画面いっぱいに写真が表示されるので、スルーすることが容易ではないといえます。逆説的ではありますが、そこに写真の力というか、瞬間的なイメージの影響力みたいなものを感じるんですよね。
そんなわけで、良い写真を配信すること、ユーザー側から見れば良い写真が配信されること、は大きな望みといえるわけです。
フォローするということ
Twitterの話が出たので流れで例に出しますが、Instagramにはミュート(フォローしていても特定のユーザーのポストを非表示にする)という機能がありません。フォローしたその時から、必ずじぶんのフィードに写真が配信されます。
そして、多くの人がLike(いいね!)をつけてフィードを巡ります。フォローした人の写真を見ることが(その人が写真を公開し続ける限り)じぶんの日常に組み込まれていくんですよね。
じぶんも、遠く離れて行ったこともない国のInstagrammerに強い親近感を持ってしまっていることがあります。Instagramは、「フォローする」という行為が大きな意味合いを持つSNSということがいえるのではないでしょうか。
そこにフォローしていない企業の広告写真が配信されることは、「あれれ」って思っちゃうのかもしれませんね。
クリエイティブに遊ぼう
というわけで、広告については賛否両論ありますが、それだけInstagramの広告に集まる関心が高いともいえます。広告を出す企業にもそれは見えているでしょう。
Instagramには独特の空気感があって、あえて言葉にするなら「クリエイティブに遊ぼう」みたいな空気ですかね。ハッシュタグでのノリなんかは、まさにそれです。
そこに一般ユーザーだけでなく、企業が参加してくるのは、じぶんとしては圧倒的に「賛」です。冒頭に「今後の展開が楽しみ」と書いた気持ちはこの期待があるからです。
今後はInstagramを使った興味深いキャンペーンなど増えていくと思います。海外の事例をみればユーザー参加型のものも多いので、あまり堅く考えずに参加しながら楽しめたらいいですね。
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