FUJIFILM X100 レビュー
2015.10.26こんにちはkunihito miki @kunihito.miki です。ネガフィルムの撮影がメインだった私。まさかデジタルカメラのレビュー記事を書くなんて!(笑)ほんと思ってもみませんでした。
FUJIFILMのコンパクトデジタルカメラ、「FUJIFILM X100」のレビューです。入手して半年の撮影で、愛用カメラとして手放せなくなった「3つの魅力+α」を作例 交えながらご紹介したいと思います。
魅力1 -二つの顔を持つレンズ(XF23mm F2)
一つ目の顔は、F2~F2.8 開放域での柔らかく優しい描画。ボケの輪郭が滲むような特徴はオールドレンズのようです。
もう一つ目は シャープな描画。F4から徐々に絞り込んでいくと、画面から解像感が湧き上がってきます。シャープな中にどこか柔らかい印象が残るのも、私を虜にした理由の一つです。
魅力2 -内蔵NDフィルター
NDフィルターは本来、光量が多い場所で光量を下げ、絞り開放を補助するための機能ですが、暗所でさらにSSを落とし、動感を表現したい時にも大変便利で多用しています。
魅力3 -レンズシャッターとストロボ
レンズシャッターのX100はストロボが、SS全速同調します。一眼レフでは難しいと言われるストロボ使用下での絞り開放や、高速の動体を止める撮影が可能なことに優位性を感じています。
ここから少しマニアックな「+α」
「TCL-X100が素晴らしい」
X100のレンズXF23mm F2はフルサイズでいう35mm相当の焦点距離。レンズが交換できないので当然35mm以外の焦点距離は得れません。
ところがFUJI純正のオプションレンズ「TCL-X100」をレンズの先端に取り付けるだけで、画質・F値・AF速度も変えることなく焦点距離を50mmに変換してくれます。ただ、コレ付けると全然コンパクトじゃないし・・しかも重いっ!(笑)
単焦点カメラ買っておきながら 別の焦点距離を求めるなんて邪道だって?ほっといてください!(笑)50mmでのスナップも無条件で楽しいのです♪
画質劣化や歪みも無く、柔らかい描画もそのまま引き継がれています。
いかがでしたでしょうか。フィルム撮影がメインだった私に、新たな写真の楽しみ方を教えてくれたFUJIFILM X100。明日も首からぶら下げて、身近な日常を撮り続けようと思います。
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