秋の京都へ vol.3 -嵐山
2015.12.08244 @tsuyoshinges -Column
「秋の京都へ」シリーズも今年はこの記事が最後になります。ラストを飾るのはわたくし244が京都の中でも一番好きな場所、嵐山です。
撮影は12月上旬ですが、まだ紅葉は残っていますし、ひょっとしたら今年はそれぐらいがピークなのかもしれませんね。
法輪寺
嵐山の中腹に位置する法輪寺は高い石段を登ると正面に本堂があります。多宝塔の周りが紅葉で彩られています。
舞台と呼ばれる展望台もあり、ここから渡月橋や嵯峨方面を眺める事ができますが、こちら側はもう枯れてしまっていました。
大悲閣千光寺
「嵐山の秘境」と呼ばれる大悲閣千光寺までは桂川を右手に上流のほうに歩きましょう。1キロほど歩くと左に大悲閣に続く石段が見えてきます。ほぼ山登りに近い感じなので休憩しながらがいいですね。途中でベンチなんかも置いてあります。
山門をくぐると境内があり、その真ん中に樹齢400年の楓が堂々とそびえ立っています。寺院自体がそんなに広くないので異様な存在感があります。
崖には観音堂が建っていて、そこから見下ろす保津川渓谷は本当に美しいもので、時折トロッコの汽笛も聴こえてきて、ここまでの登ってきた疲れを癒してくれます。でもじぶんは高く狭い場所が苦手なので足が震えていました笑。
桂川
嵐山地区は渡月橋の南北で観光客で賑わいが少し変わってくるんですね。渡月橋よりも北側の嵯峨方面は桂川を隔てた向こうに嵐山の紅葉を見ながら歩けます。
先ほどの法輪寺や大悲閣千光寺は賑わいの少ない南側にあたります。実はこちら側のほうが上流まで歩けるんですね。
山沿いの道をエメラルドグリーンに光る桂川と情緒あふれる屋形船を眺めて歩く時間は日常を忘れてしまうほど贅沢です。
最後に
いかがでしたか。今年は不作と言われていた京都の紅葉ですが、それでもじぶんなりにはだいぶ楽しめたと思います。
もうすっかり季節は冬を迎えています。冬の京都はいったいどんな風景を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみですね。
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