誰もいない横浜美術館で撮影してきた
2017.05.29どうもこんにちは、保井崇志 @_tuck4 です。
このたび「And more」というプロジェクトを立ち上げました。美術館や博物館がもっと身近になるような、遊び心のある写真を共有していこうという、凸版印刷株式会社とのタイアップ企画です。
第一弾の今回なんですが、「横浜美術館の休館日に好きなように写真を撮りまくろう」ということで撮影してきました。
誰もいない美術館で撮影??
訪れたのは木曜日の横浜美術館。そう、休館日です。最小限のスタッフの方の付き添いのみで、誰もいない空間が広がります。
「はい、それでは自由に撮影してください!」・・・と言われても、初めての経験なので、どうしたらわからん!笑
けっきょく得意な撮影をするのが一番良いよね、というわけで、じぶんの場合は来ていただいたモデルの伊藤仁美さん @hitomiito_ に、普通に展示を見てもらってその様子をドキュメントすることにしました。
美術館に着物のモデルさん、ガシャガシャ撮影するフォトグラファーということで、客観的にみてもなかなかない光景だったと思います笑。
ちなみにこちら、いま横浜美術館で行われている企画展が、「ファッションとアート 麗しき東西交流」 です。(〜2017年6月25日まで 公式サイト )
集まったメンバーも、思い思いに撮影してました。少し紹介させてください。
Photographer @yuma1983
Photo by @yuma1983 / Model @mao_mitsui
Photographer @chiaoking
Photo by @chiaoking
Photographer @wagnus
Photo by @wagnus / Model @_kumacorn_o8
Photographer @age_cox
Photo by @age_cox
Photographer @moron_non
Photo by @moron_non
ソーシャルメディア時代の美術館
そもそも美術館という場所は写真を撮る場所ではありません。それでも訪れるじぶんたち側からすれば、「今日美術館に行ってきたよ!」ってシェアしたいわけですよ。その結果、InstagramやTwitterなどで見られるのは、撮影が許可されている場所の同じような写真や、リーフレットやポスターという、面白みのない写真が並んでしまいます。
ソーシャルメディアの一時代といってもいい昨今、それでは寂しすぎるので、たまには少し違った様子が写真で届けられるのも面白いんじゃないかと思うんですよね。
実は今回の企画には、世界中で広がりをみせている「Empty」という有名なプロジェクトがベースがあります。この「#Empty」は、ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われたのが始まりでした。そのメトロポリタン美術館のInstagramは、今や200万人のフォロワー数のアカウントというのだから驚きです。
100年以上の歴史を誇る美術館が、新しいメディアでファンを獲得し続けているというのは、ちょっとロマンを感じますね。
横浜フォトウォーク
さて、せっかくこれだけのメンバーが集まったので、フォトウォークへ。まずは横浜DeNAベイスターズの新しい拠点「THE BAYS(ザ・ベイス)」にやってきました。この重厚なレンガ造りの建物は、なんと旧関東財務局という。それが今ではカフェやシェアオフィスが入ったクリエイティブな空間になっています。
ランチをTHE BAYSで済ませて、定番の大桟橋へ。
最後に
けっきょくこの後パンケーキを食べに行って解散となりました。個人的に久しぶりのフォトウォークだったので新鮮でした。同じ空間に違った個性が集まって、いろんなアプローチの写真が見られるのは楽しいです。
というわけで、Emptyをベースにしつつも、施設に合わせて新しい企画で撮影できたら、なんて思っているので、今後の展開にぜひご期待ください。
※全ての写真撮影は美術館のご協力を得て、許可の下、実施しています。
「And more」 公式Instagram / 公式Webサイト
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