魔法にかけられて
2015.03.19写真は「目に映っている風景を写す」という手段の他に、カメラ側の設定を調節することによって「目に映った風景を自分なりの違った表現で写す」ということもできますよね。
特に夕暮れから夜にかけての時間帯のシーンは、露出を変えて被写体をシルエットにしてみたり、焦点をあえて外してイルミネーションを光の粒にしてみたり、SSを遅くして光の線を作り出したり、果たしてそれが「王道の写真か」と問われればクエスチョンが自分の答えになってしまいますが、目で見えている風景とは異なる「自分の中のイメージの世界」を表現することができて、それもまた写真の楽しみ方の一つに含まれると思うんですよね。
「素直なままにシャッターを切ること」
「自分が残したいカタチにしてシャッターを切ること」
写真ってこういうものだっていう定義を決める必要はないと思っていますが、ただ一つ「自分の心の中を誰かに見せること」にはなるのかな、とぼんやりと感じてはいます。
心の中のイメージを写真に残すこと。
そんな魔法にかけられたような世界に、一緒に行きませんか。あなたの好きなひとを連れて。
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