Exploring Japan 和歌山・三重の海岸線を行く(後編)
2015.01.31Exploring Japan 和歌山・三重の海岸線を行く(前編)
和歌山・三重の海岸線を行く(後編)
撮影日 2014年12月31日
橋杭岩にて
さあ、ひとしきり日の出を撮ったら、いよいよ潮の引いた岩場に入って行きます。
潮は引いているとはいえ、けっこう潮溜まりがあるので、はまらないようにシューティングポイントを探します。橋杭岩は駐車場から眺めてもすごいんですけど、入って行くと、なんだかほんとに火星探検してる感覚になっていきます(笑)
ちょっとした潮溜まりを利用してリフレクション(映り込み)を狙ってみたり、まだ低い太陽を使って遊んだり…連れて来た息子をあっちへこっちへと動かしながら撮影。なんだかんだで3時間ぐらい撮影していました。
ここは海岸線を走る国道42号線のすぐ横にあり、広い駐車場、トイレや売店、カフェなども併設されていて、ちゃんとした観光スポットなんです。干潮時に家族連れやカップルが、火星のような奇岩群の間を歩いている光景は、なかなかシュールですよ。
鬼ヶ城・七里御浜にて
まず、鬼ヶ城っていう名前がスゴイですよね。平安時代にここを根城にして暴れていた、鬼と恐れられた海賊にちなんで付けられた名前らしいですが、その後、室町時代にはここの山頂に城があったそうです。
鬼が口を開けているような奇岩を含め、海岸線に全長1Kmの奇岩群が続いています。昨年夏の台風で遊歩道が崩落しているということで、今回は残念ながら一部しか入れませんでした。
それと、この日は天気がよすぎました(笑)海岸線の日射しはコントラストが強すぎて、順光では撮る気になれず、逆光のシルエットばっかりです。面白い構図を探しては、あっちへこっちへと息子を動かして数ショット撮って移動しました。
さぁ、帰路ですが、せっかく海へ来たのでビーチに寄って帰ろうと、あたりをつけていた七里御浜(しちりみはま)へ。私が今住んでいる奈良は、海に面していない都市。生まれ育った福岡はすぐ近くに海があったので、時々無性に水平線が見たくなるんです。
この辺りの浜は砂浜が少なく、写真のような小石なのが特徴です。熊野灘の荒波に磨かれて、ひとつひとつがとても美しいですよ。少し拾って帰り、ペーパーウエイトとして使っています。台風で流されて来たのか、根っ子まである大きな木が、取り残されたようにポツンと横たわっているのが印象的でした。
この日で2014年が終わりました。来年はどこへ旅しよう?なんて思いながら。。。
和歌山・三重の海岸線を行く(完)
Equipment
カメラ / iPhone 6 ネイティブカメラ・Camera+, (Canon EOS 60D 今回投稿していません)
エディットApp / Snapseed, VSCOcam
モデル / My son
Information
【ルートとシューティングプラン】
4:00 和歌山県田辺市本宮町(妻の実家)を車で出発
6:00 和歌山県東牟婁郡串本町 橋杭岩 駐車場に到着
→橋杭岩にて / 日の出を撮影・奇岩群を散策しながら撮影
9:00 三重県熊野市 鬼ヶ城 方面へ移動
→途中 海岸線を走りながらよさそうなポイントをロケハン
11:30 鬼ヶ城近くでランチ
12:30 鬼ヶ城 到着
→鬼ヶ城にて / 奇岩群を散策しながら撮影
→途中 熊野灘の海岸にて / 少し撮影
15:00 帰路に着く
走行距離 215Km
Link
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