I’m just in love with FILM Vol.2

2015.05.10

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写真ってもともとはすごくプライベートなものが始まりだったと思うんですよね。家族や恋人や友人、旅先の風景、日常の生活、愛すべき流れている時間を撮り手によって、ある瞬間の形あるものとして残すこと。

モバイルフォンやデジタルカメラも普及していなかった時代、どこの家庭でもフィルム現像した写真は一枚ずつアルバムに綴られていました。

今や主流のコミュニケーションツールであるSNSもなかったはずですから、撮った写真を見てもらうのも限られたひとにだけ。
こう考え出すと写真って昔から「大切」なものだったんでしょうし、それは自分にとって、写真を愛するひとにとって、今もこの先もきっと変わらないでしょう。

自分は主にデジタル一眼やモバイルで撮っているんですけど、ちょうど1年ぐらい前からフィルムカメラも使うようになりました。実は自分、撮り終わったフィルムは敢えてすぐに現像に出さないことにしています。

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電子がこれだけ発達して、撮った写真がリアルタイムで不特定多数にシェアできる今だからこそ、フィルム写真は撮り終えてから現像まで、逆にゆっくりとした時間軸を楽しみたいんですよね。

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見返した時に懐かしくなって、胸をくすぐるような気持ちでいたいので、春に撮った写真はまだフィルムケースの中にあります。

フィルム写真であなたの大切な思い出をひとつずつ増やしていきませんか。

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