撮り続けたい街「大阪」
2016.09.26こんにちは、yuji hirai(@yuji87)です。
先日、奈良市写真美術館で開催されている写真展「それぞれの時「大阪」~森山大道・入江泰吉・百々俊二展~」へ行ってきました。大阪の写真を撮っている者として、その歴史が知りたいという思いが強くなってきた中でタイミング良く開催されたら行くしかないですよね。観覧料は500円という超お得価格です!
写真が語る大阪の歴史
1960年代以降の写真が100枚以上展示されていたと思います。昔の大阪を知っている人はその写真を見て当時を思い出し懐かしい気持ちになることでしょう。ボクは当時の大阪の写真をこのとき初めて見ました。その中には普段よく撮っている新世界や道頓堀の写真も展示されていましたが、その写真を見て30歳の男が泣きました。
なんかうまいこと説明できへんけど、写真が語り掛けてきたんです。
「このときの大阪はこんなんやったんやで?この間、自分が撮ってた新世界とちゃうけど、昔も今も大阪は大阪やで。おもろい街やろ笑」って。
同じ空間に赤ちゃんを連れた家族も居たんですけど、そのお父さんも「いい写真やわ。あー泣きそう。俺だけ?」って、奥さんと楽しそうに話してたのでやはり写真にすごい力があるんだと思います。写真展は10月30日(日)まで開催中です。
大阪に興味ある方も、そうでない方も是非!!写真展詳細はこちらから→奈良市写真美術館
撮り続けたい街 大阪
さて、前述した写真展は大半がモノクロ写真でした。50年以上の時間をモノクロ写真で繋げた風景は圧巻で、街や人々の生活の移り変わり「大阪の歴史」をしっかりと感じることができました。色がなくなることで、シンプルに写真に写っている被写体だけに意識を向けられることもモノクロ写真の好きなところです。今回の写真は大阪の歴史を繋いでいけるような写真を撮っていきたいという思いを込めて、大阪をモノクロ写真で紹介しますね。
天王寺・新世界
大阪のシンボルである通天閣。その周辺は今も大阪らしい風景がたくさん残っています。ちゃりんこに乗ったおじさん、通称「ちゃりんこおじさん」が多いことも新世界の特長ですね!
心斎橋・道頓堀
大阪といえばこのグリコを思い浮かべる方も多いと思います。休日になるとここはほんまに日本かって思うくらい、海外からのお客さんで溢れています笑 休日でも早朝は全然人が居ないので、人混みは苦手やけど大阪観光してみたいって方は朝活をオススメします!
鶴橋
お昼になると至る所から美味しいそうな焼肉の匂いが漂ってくる鶴橋。コリアンタウンもあり韓国を旅行しているような気分を味わえます。とにかく大阪は街がおもしろいんです!体感したことない方は是非。
最後に
写真はそこに居ないと撮ることができません。まだ見ぬ誰かに大阪の今の風景を伝えられるのは、そこでカメラを持っている人だけなんです。50年以上ストリートで撮り続けている偉大な写真家さんのように、見る人に語りかける写真が撮れるようにこれからも大阪を撮り続けます。
そしていつの日か、この大阪の写真を見た30歳の写真好きな男を泣かせられたらもう言うことなしですね。
この記事書いてて思ったんやけど、ほんまボク大阪好きやわ笑
[template id=”93″ Footer]