直感で撮るカメラ『TAXONA』
2016.04.29RECOをご覧の皆さん、ご無沙汰しております。kanae kato(@kanyaxxx5)です。
今年の冬にフォトグラファーも続々と増え、ワクワクする記事がたくさん並びましたね。書いているわたし自身、一読者として、RECOを楽しんでいるわけですが、わたしの大ヒット記事はこちら。
kunihito mikiさんの真四角に撮れる 「TAXONA(タクソナ)」
この記事を読んで、ハッとしました。
何だこのカメラは…!
なにやら35mmのフィルムで真四角フォーマット。記事によるとじゃじゃ馬カメラらしい。
そしてとにかくmikiさんの作例がめっちゃ良い。溜息が出ちゃうほど良い写真たち。何度も何度も繰り返しこの記事は読みたくなって実際に何度も読んでいます。
その場の空気ごと閉じ込めるような表現をするカメラだなぁ…ちょっと撮ってみたいな…なんて思っちゃったわけです。
そんな思いをTwitterで呟いたところ、mikiさんご本人からメッセージが。
「よかったらTAXONA、使ってみませんか?」
そんなmikiさんのご好意に甘えさせていただき、TAXONAで撮影してみました。
上の写真の実際のフィルムが下の写真です。なるほど。たしかに真四角で撮影できています。35mmのフィルムで真四角ってやっぱり新しい。新鮮な感じです。
わたしはほとんど開放(F3.5)で撮影し、主にいつも持ち歩いて構えずにお散歩カメラとしてラフに撮影しました。感覚としてはハーフカメラの要領です。50枚程度撮影できました。
こんなに小さくて、気兼ねなく撮れて、楽しいカメラ、TAXONA。現像から返ってきたとき、ワクワクしながら写真を見ました。なんだか初心にかえったような感じです。
ただ、mikiさんもおっしゃっていますが、スキャンが大変です。わたしはデータ化も写真屋さんに頼んだため、以下のような、コマもありました。
35mmフィルムは3:2以外は対応していませんというところが大半のようなので、フィルムスキャナはあったほうがいいかもしれません。わたしはこれも含めて面白いとおもうので、他のコマはタイミング見計らってスキャンしようかと思っています。
そういう意味でも手のかかるカメラですが、とっても愛着の湧くカメラです。
撮りたいと思った瞬間、直感で撮れるカメラ。
そんなカメラでまた今日も歩きながら写真を撮ります。
kanae kato
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