FUJIFILM「XF23mmF1.4R」で大阪、京都を巡る
2016.01.12244 @tsuyoshinges -Column
わたくし244はFUJIFILM X-T1とXF23mmF1.4Rを2015年の1月から約1年愛用してきました。ここRECOに寄稿させて頂いている写真もほとんどこのボディとレンズの組み合わせで構成しています。
この1年間、いろいろなロケーションでひとや情景など様々なシーンを撮ってきました。他にはオールドレンズのHelios44と広角レンズのXF14mmF2.8Rも使用していますが、「やっぱりこれ!」と思わせてくれるのが今回レビューさせていただくXF23mmF1.4Rで撮る大阪と京都の情景です。
今回は1年間の総集編ともいえるその大阪、京都の写真とともに、このレンズの良さを紹介していきます。
23mmの画角
ミラーレス機を使用していますので、フルサイズ換算すれば35mmの画角になりますね。ふだん目に写っている風景よりほんの少し広い画角になるのかなと感じます。
ひとを撮ったり、特に京都の路地などのロケーションは35mmっていう画角はじぶんにとってはちょうどいい距離感なんですね。因みにFUJIFILMでは広角レンズのカテゴリーに入ります。
F値1.4の描写
じぶんの好みとして被写体によってF4からF5.6のあいだで調整する事が多いのですが、解放はF1.4なのでとても明るいレンズだと言えます。マクロ気味にフォーカスして、メインをぼかしてみても、何故か全体的にシャープに見える描写はFUJIFILM単焦点レンズの強みではないでしょうか。
大阪駅を巡る
じぶんのホームである大阪ではやはり中心部の梅田界隈で撮る事が多いです。その中でもJR大阪駅は夕方になると本当にいい角度からオレンジ色の綺麗な光が入ってくるんですよね。そんなシーンでこのレンズを使うと、じぶんの見た風景よりも上質に光の筋を捕らえてくれます。
京都東山を巡る
人それぞれ「京都らしい写真」と言えばどんなシーンを思い浮かべるでしょう。じぶんは真っ先に思い浮かべるのは東山地区の八坂方面へと続く花見小路通や石塀小路、清水寺へと続く二年坂、三年坂の石畳の道、先斗町通などで代表される「細い路地」なんですね。
この「石畳の道」「細い路地」と「XF23mmF1.4Rの描写」が今のところ、じぶんが撮る写真においては最高の組み合わせだと思っています。
最後に
いかがでしたか。2016年もじぶんの中で余程の変化がない限り、FUJIFILMのX-T1とXF23mmF1.4Rで大阪と京都の写真を撮っていこうと思っています。わたくし244のInstagramでも、今年に入ってから意図的にそういったフィード作りをしています。
写真以外でも「じぶんの好みが強みになる」という事ってこの上ない楽しみだと思うんですね。今年も写真をもっと楽しみましょう。
「FUJIFILM X-T1」とオールドレンズ「Helios 44-2 58mm f2」レビュー
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