ぼくがFUJIFILM X-M1を使い続ける理由

2015.04.10

Takashi Yasui

どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。ちょっと違和感があるかと思いますが、タイトル用に一人称をぼくにしてみました。

人それぞれに愛用しているカメラがあるかと思いますが、わたくしTuckにとっての「Fujifilm X-M1」は特別なカメラになりました。2013年の7月にX-M1が発売された直後の8月に購入して、現在までこのカメラオンリーで楽しんでいます。レンズはフジノンレンズ「XF35mmF1.4 R」一本のみ、これをつけっぱなしです。

デジタルカメラのサイクルというのはとても早く、次々と新しい製品が出るので、1年もたつと新しいカメラが欲しくなってしまうんですよね。そんななか、1年半使ってきて、今後もまだまだお世話になるだろうなと思えるこのカメラについて語ってみようと思います。

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ちなみにこのX-M1、すでに出荷終了になっていて現在店頭に出回っているもので最後になります。あとは中古ですかね。ですので購入を勧める記事ではなく、あくまで愛用カメラを語る記事です。

あえていえば、ミラーレス機の購入を検討されている方にとっては、何かの参考になるかもしれません。写りのよさなどは「XF35mmF1.4 R」の良さもあるので、そこも加味して読んでください。

色が綺麗

X-M1以前は違うメーカーのミラーレスカメラを使っていたのですが、PCに取り込んだ写真を見て「色キレイ!」と思うことが明らかに増えました。それは1年半使った今でもですね。

抜けのいい空の青、深い緑、暖かみのある肌色など、ほんとうに色のりが良いです。そもそも富士フイルムは銀塩フィルムの会社なので、その開発で培った色へのこだわりを感じられます。

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光を綺麗にとらえる

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建築物やガラス、木々、人、どの被写体をも美しく引き立たせる光というのは、写真を撮る人間にとって一番大切なんですよね。その光をまた綺麗にとらえてくれます。朝の光は柔らかく、夕方の光は力強く。

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チルト液晶が便利

いつもとは違った視点や、背景を整理するために、ローアングルというのはとても効果的です。水たまりのリフレクションも、チルト液晶を使えば簡単に撮影できます。

もう寝転がってファインダー覗いちゃってる人とか、それはそれでカッコいいんですけどね笑。もちろんローアングルだけでなく、頭の上にカメラを持ち上げてもフレーミングできます。

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被写体に気づかれにくい

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小さくて、威圧感のないカメラなので、街に出てカメラを構えるシーンでも、変な目で見られることは比較的少ないです。友人の自然な表情などをとらえることにも適しています。

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空気をとらえる

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室内のひんやりした空気、雨の日のしっとりとした空気、などなど「空気感」のようなものがあります。写真を撮り続けていくことで敏感になっていくのですが、その空気をとても忠実に再現してくれます。写真を見ると、シャッターを切ったそのときの感覚にグッと引き戻されます。

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軽い

なんだかんだいって、これが一番最高です笑。出かける予定の全てが写真を撮るためのものではありませんよね。それでも鞄に入れておいて苦にならないので、予定の前後に少しの間だけ撮影したりできます。

得てして、そういう日に限って夕日が綺麗だったりするんですよね。

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最後に

いかがでしたでしょうか。普段は愛用のVSCO filmで写真編集してますが、本日の記事の写真は全てカメラ内にもある「PROVIA/STANDARD」オンリーです。

現在のところ、この記事にあるメリットを全て享受したいなら、「FUJIFILM X-T1」と「XF35mmF1.4 R」のシステムを検討してみてください。「FUJIFILM X-E2」もあるのですが、こちらはチルト液晶がありませんね。

じぶんと一緒に撮りに行くのは、フルサイズ機のカメラに大きなレンズをつけている人がほとんどです。それでも後から同じ日の写真を見て、見劣りすると感じたことがないのは、このカメラのおかげだと思うんですよね、

さて今週末は、こいつと一緒にどこに出かけようかな。

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Takashi Yasui
Photo & Text by 

2010年に趣味で写真を始める。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。