FUJIFILM X-T10 レビュー続編

2015.08.06

Takashi Yasui

Fujifilm X-T10

どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。ちょうど1ヶ月前にFujifilmの新しいカメラ「X-T10」のファーストインプレッションを書きました。

FUJIFILM X-T10キタコレ

じぶんの愛用している「Adobe Lightroom」では、ライブラリ内をカメラやレンズでフィルタリングできるので、X-T10を使い始めた6月27日から現在(8月6日)までの数をチェックしてみましたよ。

skitch-060

1700枚ほど撮ってますね。そんなわけで、少し使い慣れてきたので、続編レビューということでお送りします。Fujifilmのカメラはほんと人気で、記事もけっこう読まれるので、もう連載にしてしまうかもしれません笑。

ちなみに約2年の付き合いの「X-M1」も一緒に持ち歩いていて、カメラ2台で撮影しています。レンズは「XF14mmF2.8 R」と「XF35mmF1.4 R」の2本。

専用ハンドグリップをゲット

X-T10用のメタルハンドグリップ「MHG-XT10」をゲットしました。FujifilmからのX-T10デビューキャンペーンで、旅行券かハンドグリップかの選択ということで迷わずこちらに。

Fujifilm X-T10

めちゃくちゃ持ちやすくなりました!見た目もちょっとイケてますね。もちろんハンドグリップがついた状態でメモリーカードもバッテリーも取り外しできますし、三脚穴もついています。X-T10の購入を検討されている方は、ぜひハンドグリップも一緒にゲットしてください。かなりオススメ。

各ダイヤル、ボタンが使いやすくて泣ける

操作性については前回もふれましたが、使えば使うほど素敵さを実感します。といっても実は撮影の際に、じぶんが操作するのは「絞り」「シャッタースピード」「ISO」「AF」この4つだけなんですね。絞りはレンズ側なので実質3つです。

ホワイトバランスはオート、ブラケティングやフィルムシュミレーションも使いません。豊富なメニューが用意されていて申し訳ないんですが・・・。というのもRAWで撮影して後からLightroomで現像するからなんですね。

Fujifilm X-T10

ファンクションボタンの割り当ても、背面の十字キーは右だけ「ISO」、他の上左下は全て「フォーカスエリア選択」というバッサリな使用方法です。動画も撮らないので「ISO」にしちゃってます笑。

そんなじぶんがいうのもなんですが、「JPEG撮影派でホワイトバランスも調整するし、フィルムシミュレーションも楽しみたい」そんな方も、合計7つ割り当てることができるファンクションボタンで、かなり満足できると思います、というかこれ以上の操作性ってあるんでしょうか。

フロントのコマンドダイヤルがイケてる

Fujifilm X-T10

それにしても気に入っているのは、フロントにあるコマンドダイヤル。ここはグリグリまわすとシャッタースピードの微調整ができるようになっています。親指、人差し指で上面にあるメインのシャッタースピードダイヤルを調整、同時に中指でこのフロントコマンドダイヤルをグリグリして微調整する、というこの使用感がかなり良いんですね。

コマンドダイヤルだけでシャッタースピードを調整するのではなく、この2つを使うことで、メカニカルな操作性を残しているということなんだと思います。この辺がFujifilmらしくて素敵。

作例紹介

というわけで前回からは選択肢が増えたので、Fujifilmの良さを見てもらえるような作例をピックアップしてみました。フィルムシミュレーションは全て「PROVIA/STANDARD」です。やっぱこれに落ち着いてしまいますね。

XF14mmF2.8 R

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

XF35mmF1.4 R

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

Fujifilm X-T10

最後に

いかがでしたでしょうか。こんな性格なので、InstagramやTumblrなどで「新しいの買った-!」みたいなシェアをよくしてるんですが、コメントやメッセージで「おれはX-Pro2を待ってるんだ」なんて方もけっこういるんですね。

いやいや、買っちゃえばいいのになX-T10。これほんと良いカメラですよ。

FUJIFILM X-T10キタコレ

ぼくがFUJIFILM X-M1を使い続ける理由

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Takashi Yasui
Photo & Text by 

2010年に趣味で写真を始める。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。